祝解禁。第一回九頭竜川サクラマスチャレンジ

行かねばって事で行ってきました九頭竜川。

まず道中がとんでもない。

ルートは国道158号線を通って九頭竜ダムを横切るルート。

こちとら雪道の運転は嫌いじゃないのでまあ大丈夫だろうと高をくくっていた。

が、やはりというか吹雪。

吹雪は別にいいんだけれど地吹雪なのがちょっとネック。

ホワイトアウトに出会う事数回。

新保小説好きにはたまらない展開とはいえ運転中はヒヤっとする。

そんなこんなで奥遠和…じゃなくて福井県に到着。

まずは遊漁券ということでコンビニをハシゴすること5件以上。

他の漁協やリフト券に間違われ

「ここは本当にサクラマスの聖地なのか」

と訝しみネットでググるとそもそもコンビニで売っていないっぽい。

これはいかんという事で24時間営業っぽい釣り具屋を探しなんとか購入。

金色ですよ金色。

あとは九頭竜川に向かいポイントを探すだけ。

ちなみに九頭竜川のサクラマスポイントなんて1mmも知らないけれど釣り具屋さんに聞く気も起きなかった。地図くださいとは言ったけれど。

どうせ釣れないんだし自分の勘を働かせるのも悪くない。

で、どこ入るよ。

よさそうなポイントは車だらけ。

河原で酒盛りしてるグループまでいる始末だ。

琵琶湖じゃないんだから1列に並んで釣りするのもなんだかなーって事で車が全く停まっていないポイントに決定。

まだ夜明けまで時間はたっぷりある。

適当に時間を潰し終えさあいざ。

いつのまにか周りには釣り人の気配。

いざ河原に行ってみると….釣り人だらけでござんした。

きっと違う駐車スペースでもあるに違いない。

せっかくなので他の釣り人からはちょっと離れた場所で夜明けを待つ。

二月。雪。気温マイナス。

自分でもアホだと思った。

なんか吹雪でコォーとか音がしてるし。

もうね、第9師団第7連隊でも隣にいるんじゃねって雰囲気だった。

そんな司馬小説みたいな妄想を膨らませているうちに夜が明ける。

対岸側からの風に加え湿気を伴った雪。

なるほどこれが噂に聞く修行かと妙に合点がいった。

ありとあらゆる持ち駒を駆使し釣り下っていくうちに沈みテトラを発見。

しかも流心から近い。

これはサクラちゃんのいる可能性が高い。

そして持ち駒殲滅。

シュガーディープ、レンジバイブをはじめスプーンまでロスト。

これはもう撤退せざるを得ないので撤退。

コンビニで軽く飯を済ませ仮眠した後すぐに釣り具屋を探す。

さすがに福井県。釣り具屋は多い。

午前中の教訓を生かしスプーンは全て17g。

これでジオンは10年戦える。

ということでいざ午後の部。

はい。特に何事もなく終了。

そしてまさかの追加プッシュしたスプーンは全滅。

流れを読めてないってのもあるかもしれないけれどボトムに固執した感もある。

故に根がかりは避けられないから仕方ないっちゃ仕方ない。

それにしたってロストしすぎ。

初のサクラマスチャレンジはノーバイトで終了。

道中すれ違った釣り人と会話した時には5匹揚がってたみたいだけど最終的にどうなったのだろう。会話したのが午後の一時。去年なら10匹は釣れていたと仰っていた。あれだけ人がいて10匹て。

ただ意外にも苦痛じゃなかったし面白かった。

そして実際にやってみてわかった事がいくつかあるので次回にでも書こうと思う。

いやーしかし疲れた。

サクラマス「まだ九頭竜で消耗してるの？」

はい、そうなんです。