写真いっぱい!別荘購入記念に長野県渓流釣りツアー
「ねぇ、夏休み終わったらもう会えないかも」
どうして?
「転校することになっちゃって」
えっ?なんで急にそんな事言うの?
「なんでかな。ずっと言おうと思ってたんだけど」
どこに転校するの?
「栃木の学校なんだって。行ったことないからわかんないけど」
そっか、栃木か。きっとまた会えるよ。
「うん、そうだね。きっとまた会えるよね」
なーんていう妄想が捗る夏ですが皆々様いかがお過ごしでしょうか。
僕の人生四半世紀「夏だ!海だ!プールだ!」みたいなものとは一切無縁だったので毎年夏になると憂鬱な気分になることうけあい。
だったらこの憂鬱さと陰鬱さを何かに昇華できればってことで今回のお盆は近場の長野県に。いやしかし導入部分がひどいったらありゃしない。
今回はクロームのニコパックにD750とD3300、各種レンズを詰め込み出発。
もちろん釣り道具も忘れてません。
さてさて勝手知ったる長野県ではあるものの釣りをするにはどこがいいのか全く見当がつかない。とりあえず安曇野方面に車を走らせる。
そうそう、今回ついに別荘を購入しました。
なんていうんすか、僕くらいのモテ男になると別荘購入なんて朝飯前っつーかなんつーか。そんなわけでさっそく別荘で一泊することに。
うーん、マンダム。ちょっと狭いけどいい別荘です。
冗談はさておき夜中、誰もいない場所で缶詰をツマに飲む酒の美味い事美味い事。
満天の空に君の声が響いてもいいような綺麗な夜とか野田洋二郎が歌いだしそう。
強いていうなら街灯の明かりだけがちょっと邪魔かなってことで就寝。
さて、犀川へでも行こうかな。
道中の松本の上州屋で遊漁券を購入し安曇野方面へ向かう。
さて犀川。さっそく以前ブラウントラウトが釣れた場所に向かったまではいいんだけど。
これでもかってくらいウグイが釣れる。
なまじ楽しいもんだからついついムキになっちゃって遊ぶんだけどちょっと我に返る。
いかんいかん。せめてレインボー、ブラウンとまではいかんでもヤマメの姿くらいは拝んでおかねばまずい。という思惑も相まって上流域まで移動。
そこいらで家族連れが遊んでいるが致し方あるまいと水遊びする家族に一瞥というか会釈をし入渓。
さすがに魚影は薄い。が、いるにはいる。
アップ気味に投げても食わせきれないのでこの日もダウンメインで。
使用しているミノーはトラウトチューン55。
ただサイズアップは望めない模様。
小さいのがいそうなポイントはほぼ全て無視し大物のみが潜んでいそうな場所のみ撃っていくと40センチ近い岩魚が穴から出てきた。が、フックアップせず。
心臓の鼓動が早まるのが伝わる。
ルアーをジグにチェンジ。
穴釣りの要領で跳ねさせまくっていると再度穴から出てきてヒット。
するも秒速でバレる。
この落胆っぷりったらない。
気を取り直して次の大物ポイント。
この穴の中にも大きな岩魚がいそうってことで引き続きジグ。
何度も繰り返ししゃくっているとようやくヒット。
お、おう。
結局穴釣りでもう1尾ばらしたのち陽も暮れてきたので脱渓。
今晩はこんな感じの場所に別荘を設営。
もちろんカップラーメン、酒とつまみも忘れない。
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」
とかぶつぶつと分かる人にしかわからない独り言を呟きつつ夏の大三角を探しシャッターを切る。そして驚く。
あれ、天の川さん写ってますやん。
いやはやさすがにテンションマックス。
メトロセクシャルを標榜するシティボーイの僕からしたら天の川とかレア。
今風に言うとウルトラレアとかそういう感じ。
そんなわけでがっちり腰を据えて天の川の写真をオカズにお酒を飲む。
空が綺麗だという事実それだけで缶ビールとやきとり缶詰がここまで美味くなるとは。
これがコスモナウトってやつですかってことで就寝。
最終日。
この日は犀川を捨てて梓川方面に行ってみたりしたんだけどこれといった収穫はなく。
ちょっぴり秋の気配というかなんというか。
あ、そうそう。そういえば面白い場所を発見したんだった。
これがかの松代大本営でちゅか?
内部は相当に深い。
懐中電灯を所持していない為探検は無理だったけれど大昔に作られた地下水路だろうか。
そういえば岐阜の山中でも大正期に作られた地下水路見つけたなぁ。
とくにこれといって魚も釣れなかったけど概ね満足。
まだ夏が終わってないけれど早くも来年の夏が恋しい。
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