ニコン用超広角ズームレンズ何がおすすめ？迷いすぎて死にそうなんだが

photo by doug88888

この記事を書いている現在超広角レンズが欲しくてたまりません。

前々から欲しいなーとは思っていたもののなんとなくスルーしつつ生きてきました。しかし渓流釣りに行くようになってからもう少し画角があればと渇望するようになり欲求は加速度的に増していきます。

で、調べました。

現行手に入りそうな超広角ズームをのきなみ調べてみたのですが、うーんどれも一長一短で決めかねているのが現状です。

ていうか私以外にもこういう人はいると思います。

いないわけがありません。

ここは一緒にレンズ沼に漬かりませんか？

って事で今回はニコンFマウント用超広角ズームレンズのお話。

フルサイズ用の広角ズームって意外にない

もうちょっと選択肢があると思ってました。

APS-C用の超広角ズームなら結構あるんですけれどね。

で、まずは前提の確認。

• 予算は10万円以下。
• 渓流で使う事を考えれば軽ければ軽いほどいい。
• さらにコンパクトなのは絶対。
• できればフィルターも装着したい。

以上の4点が僕の要求です。

したがって小三元と呼ばれるようなレンズは端から眼中にありません。

そりゃあ描写とか2.8通しとかの性能は魅力的なんですが、あんな荷物持って山岳渓流を登った日には精神的にも肉体的にも摩耗すること必至。

って自分に言い聞かせています。酸っぱい葡萄ってやつですね。

では具体的に候補に挙がったレンズを紹介したいと思います。

ニコン AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED

Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED フルサイズ対応

やはり最初に気になるのは純正18-35mm。

なぜなら軽量&コンパクト。

重量なんと385gと化け物じみた軽さ。

それでいて画質もよく逆光にも強いときたもんです。

最短撮影距離は0.28m。

フィルター径は77mmとなっています。

もうこれは買うしかないでしょってくらいの本命馬。

ただしお値段の相場が8万円弱。

中古相場も7万円強と人気の強さを伺わせます。

これでも安い部類とはいえお財布的には決して安くない買い物。

できればもう少し安く済ませたい。

という事で対抗馬。

トキナー AT-X 17-35 PRO FX 17-35mm F4

Tokina 超広角ズームレンズ AT-X 17-35 PRO FX 17-35mm F4 (IF) ASPHERICAL ニコン用 フルサイズ対応

広角レンズといえばトキナーって事でトキナーの17-35です。

こちらはワイド側が17mmとニコンより1mm広い画角。

望遠レンズじゃ1mmの差なんて正直わからないけれどこれくらいの超広角レンズともなれば1mmの差というのは大きいといえます。

さらにf4通しというのも使い勝手がよさそうです。

映りに関しては可もなく不可もなくといったところでしょうか。

重量は600gとやや重ためというか標準の重さですが防塵防滴という仕様は渓流釣りにおあつらえ向きかもしれません。

最短撮影距離はニコン18-35と同じく0.28m。

フィルター径は82mmです。

こちらトキナーのレンズの気になるお値段ですが新品で6万円弱、中古では45000円前後とかなり安くなっています。

値段で決めるならトキナー、性能で決めるならニコンといったところですがなんせここはレンズ沼の入り口。さらなる刺客が私を襲うわけです。

ニコン Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5D

Nikon AF ズームニッコール ED18-35 F3.5-4.5D (IF)

こちらはニコン18-35の旧製品。所謂Dタイプレンズです。

やはり軽いです。重量わずか370g。

発売からかなり年月が経ってはいるものの未だに現役で使用可能なレベルの光学性能です。

フィルター径は77mm。

最短撮影距離は0.33mです。

まだ新品で流通しており相場は7万円弱くらいでしょうか。

古いレンズなので中古市場ではかなり出回っており程度によりますがかなり安く買える場合もあるのが最大の魅力でしょうか。

キャッチフレーズは3万円台で手に入る超広角純正ズームレンズ。

しかしこんな明快な沼の入口なら私だって苦悩しないのです。

シグマ 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSM

SIGMA 広角ズームレンズ 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSM ニコン用 フルサイズ対応

ワイド側12mm…だと…！？

やはり例に漏れず気になっちゃうわけです。

12mmなんていわば未体験の世界。

憧れというわけではありませんが一度は体験してみたくなるものです。

しかしこの12-24mm、前玉が大きく飛び出しておりフィルターが装着できません。

PLフィルターのみならいざならずレンズ保護用のフィルターすら装着できないので沢登りも兼ねる渓流では少々怖いです。

でも12mmかぁ…と堂々巡りの迷門。

なまじ値段が安いのがいけないんです。

新品で6万円強、中古で5万円台。

これなら壊してもまだ許せるかなというギリギリの位置。

非常に悩ましい一品です。

ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED AFS20 1.8G

最後に大穴。ニコンの単焦点20mmです。

実は私、単焦点が大好きです。

f値2.8だった旧モデルがやっとモデルチェンジした模様です。

しかも噂のナノクリレンズ。

気にならないわけがない。

お値段は10万円強。たしかに10万円の価値はあるレンズ。

20mmという画角で開放f値1.8なんて想像しただけで欲しくなるに決まっています。

実は20mm単焦点はずっと欲しい欲しいと思っておりコシナのCOLAR SKOPAR 20mm F3.5が第一候補でした。しかしシグマの20mm F1.8も気にはなるしニコンの2.8も捨てがたい。なんて思っていた矢先にニコンが20mm1.8の発売しちゃったわけですよ。

20mm単焦点っていうのは需要があまりないのか光学設計が古い物ばかりだったのですがここにきて最新の光学設計を施されたレンズが市場に投入されたわけです。

大穴なんて書いておいて今一番気になるレンズがコイツです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

歪曲収差とかその辺の難しい話は抜きにして今本当に迷ってるレンズを紹介してみました。

自分の欲しいレンズをこうして文章化したら自分の中で整理がつくだろうとの算段でこうした記事を書いてみた次第ですがますます迷っちゃった感が拭えません。

この記事を読んだあなたのレンズ選びを悩ませる事が出来たのならこれほど嬉しい事はありません。ぜひ記事をシェアしてください（笑）