とかく釣れない長良川

ウェーディングブーツも手に入れたことだし長良川でも行くかと午後から出勤。

さてさて長良川。

先日の大雨の影響でいささか水嵩も増しておりちょっぴり危険。

美濃から郡上八幡の区間では鮎師が全くいない。

郡上八幡を超えて白鳥地区に入るとさすがに釣りアホもとい鮎師の姿がちらほらと。

これはもう本流を狙うしかない。ということで長良川本流。

…。

ですよね。

増水の影響なのか魚っ気がない。

首をひねりつつ堰堤を登る。

なんと堰堤の魚道の裏がガラス貼りになっており遡上中の魚が観察できる仕様。

こういう試みに税金をぶっこむのはよいとは思うけれどこの観察窓、絶対普通の人が来れないだろという場所にあるのでその存在理由（レゾンデートル）には些か不安を覚える。

アマゴに混じりヤゴも遡上中。

残念ながらアマゴ以外の魚は観察できなかった。

相変わらず流量は多いというか流れが太いというか。

そんな中でもウエーディングシューズのおかげで脚への負担は軽減され非常に楽ちん。

これは渡れんでしょうといった場所もすいすい渡れてしまうので時短になって捗りんぐ。ただやっぱり着衣水泳は無理でした。一瞬で流されたのでおすすめできません。

歩いた。

とても歩いた。

割には釣果に恵まれず。

結局Dコンタクトでアマゴ2尾とイワナ1尾をバラしたのみで納竿。

するわけもなく。

帰り際の用水路で岩魚を釣って納竿と相成りました。

あたりではうるさいくらいにひぐらしが鳴いており夏休みなのかバーベキューの臭いと子供のはしゃぐ声。どうして夏の夕暮れ時はこうも感傷的な気持ちになってしまうんだろう。