鳴神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか君を留めむ？長良川本流、支流釣行

雷神の　少し響みて　さし曇り　雨も降らぬか　君を留めむ

（なるかみの　すこしとよみて　さしくもり　あめもふらぬか　きみをとどめむ）

雷神（かみなり）の音がかすかに響き空も曇って雨でも降ればあなたのお帰りを引き留めましょうに。という意味です。

というわけですこすこねっとの茶坊主さんと渓流にご一緒してきました。

相変わらず導入部分が無理やりすぎんだろとのご指摘ごもっとも。

ただやはり驟雨の季節になると雨が恋しくなるのが釣り人の性。

恋しさのあまり歌を詠んでしまいたくもなります。

はてさてそんなわけで長良川。

まずは鮎師の出勤前に長良川本流からスタート。

大規模な淵をダウンでミノーを引いてくるとガツンと気持ちのいいアタリ。

本流アマゴかと期待するもまさかのイワナ。

とはいえ幸先は悪くない。むしろいい。

というわけで釣り進むも渇水のせいか芳しくない。

鮎師も出勤してきたのでそそくさと移動。

浅いレンジは茶坊主さんに任せて僕はDダイレクトで深場ばかり撃っていく。

ただこの日はバラしが多く一度なんか尺近いアマゴが喰ってきたにも関わらずバラしてしまったり。あれは今でも些か悔しい。

そういえば以前長野で遠征した時に急遽購入したDコンタクト63を使っていなかったのでこの日はDコン63をメインに使ってみた。

小さいサイズよりは使いやすいけれどちょっと流れに弱いしクセも強い。

ただリュウキシリーズと比べると抜群に丈夫なので逆にコスパいいかも。

この日は結局岩魚しか釣れず。

時折咲いた紫陽花が梅雨入りを感じさせるものの未だまとまった雨も降らず。

釣り人だけではなくカタツムリも困ってるんだろうな。

雷神の　少し響みて　降らずとも　吾は留まらん　妹し留めば