8月32日を探しに渓流でルアーを放り投げてきた
2015/01/19
益田川渓流釣行
今回もすこすこねっとの茶坊主さんとご一緒に。いつもお世話になります。
幻の至宝と呼ばれる8月32日を探しに益田川へ車を走らせていると猿の家族と遭遇。
人間に慣れていない子ザルは我々の眼前でもおかまいなしに遊びまくる。
しかし父猿か母猿はちらちらこちらを見ては警戒している。自然界において家族という概念を観察する機会がなかったので長々と観察してしまった。
さて、そんなこんなで飛騨川。
以前発見したヤマトイワナの谷の再調査から始める。
やはりこの谷は陰鬱としていて美しい。
入渓して間もなくヤマトっぽい岩魚のヒット。
ところがどっこい続かない。
魚影すらろくに見えない。以前に比べて薄すぎる。
僕に3尾釣れたのみ。
ちょっとこれは自然的な魚影の薄さではなく人為的なものを感じる。
2人して煙草をくゆらせ思案に耽った挙句撤退を表明。帰り道がまた辛い。
さてどこ行こう。と運転していたら見晴らしのいい高原にたどり着いた。
秋の訪れを感じさせるススキ。
秋の訪れを感じさせる茶坊主氏。
入山禁止の理由がちょっと怖い。やはりというか人が亡くなっていた。
そしてたどり着いた面白そうな渓。
その道中で不可思議な食べ物を沢山発見。
どれも食べれそうだが食べたら腹痛や幻覚に見舞われそう。
ちょっと山菜に関しての知識が絶望的なので今度これらキノコの記事を書きます。
キノコ以外にも
サルナシと思われる謎果物。今思えばかじっておけばよかった。
やはり渓流釣りはわけのわからない食べ物が多すぎて面白い。
普段自分の生活している観測範囲をはるかに超越したものであふれている。
ミノーをおいかけまわす魚達を動画に撮ったりして遊ぶ。
釣り以外の事に目を奪われすぎて遊んでいると茶坊主さんにいい形のアマゴがヒット。
これは夢にまで見た婚姻色。
そしてこの顔つき。微妙に鼻も曲がった素晴らしいオスのアマゴ。
銀鱗に紅をひきつつ秋を待つ
なんて一句思いついたが黙っておいた。
なんだよ秋を待つって。直喩ってレベルじゃねーぞ。
ともあれ一生の思い出になりそうな1尾。茶坊主さんおめでとうございます。
そして僕にも妙な色をした岩魚がヒット。
こうして写真で見ると普通っぽいけれど全体的に白くオレンジがかった白点が目立ち、魚の姿が見えた瞬間はレインボーか何かかと思ってしまった。黒い岩魚は見慣れているけれど白い岩魚というのも珍しい。
道中発見した栃の実を食べ、あまりの酸っぱさに茶坊主さんに無理やり薦める。
もうちょっと秋が深くなったら栃の実せんべいも作り放題かもしれない。
帰り道でなんとなく撮った1枚。個人的に気に入っている写真。
やはり多少荷物になっても一眼レフは持ってきてよかった。
空も草木もすっかり秋。
幻の8月32日はみつからなかったけれど、小さい秋とやらを発見した釣行でした。
茶坊主さん、お疲れ様でした。
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